瑞穂区の家

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名称:瑞穂区の家/ 名古屋市瑞穂区
内容:新築戸建て
インテリアデザイン:Bel été
設計:スタジオグラッペリ一級建築士事務所
施工:誠和建設株式会社  担当:林 康広 キッチン洗面台製作:株式会社フォルムデザイン タイル工事:有限会社ベイス
竣工:2012年
撮影:萩原 ヤスオ
Name: MIZUHOKU W HOUSE/ 2012
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最初に相談を受けてから完成まで3年を要しました。設計士としてお願いしたのは兼ねてより交流もあったスタジオグラッペリの竹内直樹さん。施工例を何度も見学させて頂き、その納まりのきれいさに惚れ込んでいました。そしてこの難しい形状の土地、更に厳しい建築条件の中ですばらしいプランを考えてくれました。それに対してこちらのデザインの方向性は、打ち合わせで出て来た様々なキーワードから探っていきました。RCの質感が好き、かといって無機質な雰囲気は好みではない、スクラップブックを作って好きな物を見せてくださり、それに対してこちらの解釈をお話しながら進めて行った物件です。計画段階から時間をかけたこともあり一部の照明器具や小物などベルギーなどから買付けて揃えました。プリミティブアートがお好きなことからアフリカも1つのキーワードに。そんなことからキッチンや建具には赤みのある面白い木種を採用しました。玄関の扉はモノトーンの外見にひときわ目立つ紫花梨。ポーチにはベイスのタイルを今ではほとんど見られなくなった籠目張りとし、異形の玄関をまとめています。そして誰の目も惹き付ける special source モリソン小林さんの作品、こちらは展示会で見つけすぐにお施主さんに連絡をし即決したものです。ポーチから玄関へ歩み入るとこのお家への興味を沸かせて止まない、そんな空間になったと自負しています。現在はお施主さんが見つけられたかっこいいバンダジが置かれより赴き深くなっています。